scuba diving

ダイビングライセンスさえあれば、ダイビング中に写真を撮ることができます。

プロでなくても水中カメラがあれば、水中撮影を楽しむことができるのです。

カメラによって本体の防水性能が違います。

ダイビングライセンスの種類によって、潜ることのできる最大水深が異なってきますが、それに応じてカメラの防水性能も選ぶといいです。

例えば、体験ダイビングは12mまで。初級ライセンスは18m、中級ライセンスは30m、上級ライセンスは40mまで潜る事ができます。

ダイビングに慣れてきたら、水中の世界を撮影することにもチャレンジをしてみてください!!

いえ、いきなりダイビングライセンスの取得をしても問題ありません。

だた、ダイビングライセンスの受講料は安くないため、自分がダイビングを楽しむことができるか、どのようなものか、といった理由で事前に体験ダイビングを楽しむのは1つの方法です。

CMASとは(クマスまたはシーマス)フランス語のCONFEDERATION MONDIALE DES ACTIVITES SUBAQUATIQUES(コンフェデレション モンディエール ドゥ アクティビィテサプアクアティック)の略称で世界水中連盟を意味します。

世界160の国々が加盟する国際機関であり、水中活動の連盟といえます。国際交流を円滑に運ぶ目的で、1959年に各国の指導団体の代表が集まって設立されました。

日本国内では、CMASのCカードを発行する団体が現在7団体あります。

JCIA(ジャパン クマス インストラクターズ アソシエーション)が代表組織になり、ダイビング指導団体のSTARSやJEFFがCカードを発行しています。

CMASダイバーカードは「1スターダイバー」から「4スターダイバー」まで。

CMASインストラクターカードは「1スターインストラクター」から「3スターインストラクター」まで発行しています。

NAUI(National Association of Underwater Instructors)は1960年にアメリカでダイビングインストラクターコースを開催し、世界で初めてのスクーバダイビングの指導員組織が誕生したのをきっかけに誕生しました。

NAUIの歴史はダイビングの歴史です。レクリエーショナルダイビングを求める人々に、より楽しく安全なダイビングを提供し続け、ダイビングの普及に大きく貢献してきました。

アメリカをはじめアジア、ヨーロッパ、南米、中東、南アフリカ、日本などを拠点に多くの世界でNAUIインストラクターが活躍しています。

日本では1970年にNAUI JAPANが誕生し、PADIに次いでダイビングショップの加盟店が多く、信頼度が高い団体となっています。

NAUIの大切にしている2つの理念は、『最愛の人を任せられる信頼』『DIVE SAFETY THROUGH EDUCATION 教育を通じた安全なダイビングの実践』です。



SSIの正式名称は、Scuba Schools International。

1970年にアメリカで設立されたダイビング指導団体です。

SSIは世界110か国、2800拠点、30以上のサービスセンターを持ち、30か国以上の言語での教材を提供しています。PADI、NAUIに続き、世界で多くのダイバーが取得しているライセンスだと言えるでしょう。

ダイビングは経験を積むごとに「習慣」となり、それによってダイビングの快適さが増していくという考え方を持っています。そのため、ライセンスの発行についても経験を重視しています。

ほかの指導団体と同じ「アドバンス」の資格であっても、SSIは24回以上のダイビング経験が必要になります。一方、PADIは9回のダイビングでも「アドバンス」の資格が取得できます。

資格取得に時間がかかるという面は、SSIのデメリットのひとつかもしれません。しかし、同じアドバンスでもSSIのライセンスのほうが質が高いことは知られているので、ダイビングの世界ではSSIの「アドバンス」のほうがグレードが高いと認識されているようです。

知識・スキルと経験、すべてにおいてグレードの高いライセンスが取れるのがSSIのメリットのひとつです。

言葉を発するできない水中で、相手に自分の状況を伝えるのはすごく難しいですよね。

ダイビングを行うのは海の中です。

自分の思っている事、困ったことが起きたときダイバーはどのようにしているのでしょうか。

意思疎通、コミュニケーションの方法として、よく使われるのが「ハンドサイン」や「お絵かきボード」です。

ハンドシグナルと言われると「難しい!」「覚えられるのか?」と思うかもしれませんが、耳抜きができない時は「耳」を指すなど、比較的覚えやすいものが多いのでご安心ください。

体験ダイビングで覚えるハンドシグナルで5種類ほど。

海の中でトラブルが起きてしまったときには、パニックになりハンドシグナルを忘れてしまった!なんてこともあるのですが、そんな時のためにインストラクターが「お絵かきボード」を持っています。

細かなことを伝えたいときにもボードが使われます。

ですが、海外でダイビングを行うときなどは、文字でも相手に意思疎通ができるとは限りません。

ダイビングのハンドシグナルは世界共通なので、異なる国のダイバーとも意思疎通が図れます。

最近コロナの影響もあり、「体調が悪い」のハンドシグナルも追加されました。

快適にダイビングをおこなう為に、「ハンドシグナル」はできる限りしっかりと覚えておく必要があります。



今回は、BSAC JAPANについて。

BSACとは「the British Sub-Aqua Club」の略です。

1953年にイギリスのロンドンで設立されたダイビング教育機関であり、世界最古のものです。

また、英国王室とも深い関わりを持ち、歴代の名誉総裁は王室から輩出されています。

2014年には、ウィリアム王子(HRH The Duke of Cambridge Prince William)が新たなBSACの総裁に就任しています。

世界中で86カ国以上、40,000名を越える正式メンバーによって構成される世界規模のダイビングクラブとなります。

日本でも代表的なダイビング指導団体の一つです。

BSACで取得できるダイビングライセンスは以下のようなものがあります。

◆スノーケリング・スキンダイビングコース

 いきなりダイビングはちょっとという方やまずは海の中を覗いてみたいという方は、このコースで海やマスク・スノーケルなどの基本器材に慣れることが出来ます。

◆初級コース

 初めてCカードを手にするコースで、スクーバダイビングを楽しむ為の必要最低限の知識と技術の習得を目的としています。

◆スキルディベロップメントコース

 様々なダイビングポイントや、これまで潜ったことがないような特殊な地域で安全に潜る為に、事前に必要な知識と技術を習得し、さらなるスキルの上達を習得するためのコースです。

◆レベルアップコース

 オーシャンダイバーを取得したダイバーが、まだ経験したことがない様々なダイビングに挑戦したり、これまでに習得した技術と知識をさらに向上することを目的としています。

より詳しい内容は公式HPをチェックしてください。

 

ダイビングのライセンスカードを発行している『ダイビング指導団体』

さまざまな指導団体がありますが、今回は最大規模を誇るPADIについてまとめました!

PADIは本部をアメリカ・カリフォルニアに置き、日本をはじめ世界に7ヶ所のエリアオフィスを配し、世界180ヶ国以上で13万5千人以上のインストラクターを含むプロフェッショナルメンバーと約5,800以上のダイブセンター/ダイブリゾートからなるワールドワイドな組織であるPADIは名実ともに世界最大のスクーバ・ダイビング教育機関です。

国内でも、海外でも、同じカリキュラムの講習を提供しており、PADIの講習は世界基準となっています。

日本国内でも代表的なダイビング指導団体となっています。

正式名称は「Professional Association of Diving Instructors」

指導プログラムの充実度は業界NO.1、海外拠点と認定ダイバー数は群を抜く世界最大規模の指導団体です。

PADIで取得できるライセンスには、以下のようなものがあります。

◆ オープンウォーターダイバー:水深18mまで潜ることができる

◆ アドバンスド・オープンウォーターダイバー:水深30mまで潜ることができる

◆ レスキューダイバー:トラブルを防いだり、緊急時の応急処置などが見についている

◆ マスタースクーバダイバー:アマチュアでは最高ランクのライセンス

◆ スペシャルティダイバー:水深40m、水中撮影、夜のダイビングなど、専門的なダイビングのライセンス

詳しくは公式HPをチェックしてみてください。


親子で参加できます。

ダイビング指導団体にもよりますが、年齢が6〜9歳では、水面遊泳や水深2メートルまでで体験ダイビングの設定があるところもあります。

Cカード取得できる設定で多いのは、10歳から。

ですが、大人と同じように潜れるのかというとそうではなくて、15歳まではジュニアダイバーの扱いとなります。

そのため、潜ることができる水深は浅めに限られています。

15歳以上になれば(高校生〜)大人と同じ基準でダイビングが可能となります。

子供の年齢による基準の違いを理解したうえで、親子でのダイビングライセンスに申し込む人はたくさんいます。

ダイビング指導団体では規準を設けていますが、ダイビングショップによっては年齢を制限しているところもあるかもしれませんので、ショップの選択時に確認してみましょう!

冬でも楽しむことができるダイビングですが、夏でも海から上がると体が冷えることがあります。水に濡れた体は寒さを感じやすくなります。

夏でも長袖や風を通さない上着などを持参しておくと、冷え性な女性でも安心です。

冬は海から上がった時の防寒はもちろん、ダイビング中でも防寒対策を怠らないようにしましょう。厚手のウェットスーツに、保温性のあるインナーを着用することもできます。

風邪気味の人は参加しないようにし、海から上がったら体を冷やさないようにしましょう。トイレに行きたくなることも多いため、講習前に済ませておくことが大切です。

ダイビングショップによっても違いますが、おおよそ1人のインストラクターに4~6人が通常です。

そのため10人のライセンス受講者がいれば、インストラクターが2~3人となります。

少人数制をアピールしているダイビングショップもあります。

その場合は2〜4人に1人もインストラクターとなるようです。